借りてきた猫のような猫

2019/01/23 18:00

ウンピョウ

中型のネコ科で雲豹と書くように、雲のような大柄のふわっとした模様が他のネコ科に見られない特徴です。

以前台湾にはウンピョウの固有地域亜種がいましたが、1983年以来目撃情報がなく絶滅したと宣言されています。

固有亜種は絶滅してしまいましたが他の亜種を守るべく、台北動物園では中国や東南アジアに生息する亜種を飼育しています！

２０１６年にドイツの動物園から引っ越してきた子らしく、お昼時と夕方２回根気強く探しましたが見つかりませんでした…。

残念でしたが、とはいえ上手に隠れられるくらい緑が生い茂っている環境はウンピョウにとってはとても良いことだと思います！

今後はオスの個体も迎え入れてブリーディングにも意欲的とのことです。

ウンピョウも台湾の一部部族から恐れられ、狩りはタブーとされていました。が、タイワンツキノワグマほどタブー視されてはいなかったようでその違いが現在ツキノワグマが生き残っていてウンピョウが絶滅してしまった理由なのでは、という説もあります。

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タイワンイノシシ

最後にちょっと和む動物の紹介！亥年なので…笑

もちろんイノシシは絶滅危惧種ではありませんが、台湾固有のイノシシです。

一日中同じ場所、同じ体勢で寝続けていました笑

農地が増えて自然が破壊され、近年はブタとの交配が進んでしまっています。結果純粋なタイワンイノシシはだいぶ減っているそうですが、詳しい情報はまだ調査が進んでいないそうです。

結構立派な環境で生活していました！(^^)

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世界中で野生動物は絶滅の危機に瀕していますが、島国などの孤立した環境にいる動物達はさらに危険な状況にいます。ウンピョウのようにすでに絶滅してしまっても他の亜種を守ることで、いずれまたウンピョウが台湾に戻ってくる日がくるかもしれません。国境を越えた種の保全、とても大切な活動だと思いました！

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