2017/12/12 12:29
前回のあしあとの正解は
カカポ
でした！
カカポは英名（起源は唯一の生息地であるニュージーランドのマオリ語）ですが日本でもこの名前で親しまれています。
日本名だと「フクロウオウム」です！
フクロウなの？！
オウムなの？！
ってところなのですが・・・（笑）
飛べない・最も体重が重い オウムさんです！
最も重いと言いましたが、平均およそ３〜４kgになるそうです。
（我が家の犬が3.5kg、猫が5kgなのでみんなで並んでいる図を想像すると笑えます！）
しかしまん丸としたオウムで４kg・・・かなり迫力がありそうですよね！
彼らは夜行性で夜も活発に餌を探して地面を歩き回ります。
くちばしの周りにはひげがたくさん生えていますが、これらはものを感知するために使います。
名前に「フクロウ」とあってしかも夜行性なら視覚も良さそう！！
と思いますよね？
実は、鳥目で夜は視覚に頼れないそうです（笑）
そのため、より発達した嗅覚を頼りにがんばっているそう。
カカポはかなり強く独特な体臭を発したり、レック繁殖という世界唯一の繁殖方法をもっていたりするのですが、その話はまたの機会に・・・
（カカポ大好きなので気をつけないと延々と書きますw）
そんなカカポですが、IUCNでは CR （絶滅寸前）に分類されています！
以前はニュージーランドに１００万羽ほど生息していましたが、現在は離島数カ所にしかいません。
繁栄していた頃は不思議と他に哺乳類がおらず、天敵もいない世界で暮らしていました。
しかしマオリの人々が渡来してきたことによって、羽を求めて乱獲されたり、犬や猫その他小動物の餌食になったりして激減してしまいました。
１９００年代後半にはフィヨルドランドに僅か１８羽（しかも全てオス）しか生き残っておらず、翌年スチュアート島で１５０羽発見されました。
その後も減少は続き、どうにかこうにか生き残った６１羽を離島に避難させたそうです。
その後も必死な保護活動のおかげで、去年の時点では１５７羽が生息しておりしっかり保護管理下に置かれているそうです！
しかも、全員名前をつけて区別しているそうです！
なんだか和みますね（笑）
人間が渡来したせいで散々な目に遭っているカカポですが、実は未だに恐れを覚えていないというか、人に慣れているのです…！
以前テレビの特集で見たのですが、研究者に戯れてくるそうです。
その大らかさにもはや白鳩より平和の象徴なのでは…！？と思ってしまうのでした。
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Hi!
Kakapo / Owl-parrot!!
Kakapo is the Maori
name for these moss-green birds, only native to New Zealand.
One question I can
imagine many of you having…
So are they an owl or
a parrot?!
Kakapos are in fact
parrots; the worlds most heavy weighted and flightless parrots.
They have beautiful
yellow green to moss green feathers. With a chubby structure and comparatively
small wings, they usually hop around on the ground. They are also very good
climbers!
These parrots become
3~4kg. A large macaw ways about 2kg so Kakapos are pretty big birds!
As nocturnal birds,
they like to scavenge the ground for food during the night.
They have whiskers around their beak that help them detect food.
You might think they
have good night vision too, as they are named “owl”-parrots, but they actually
don’t!
Since they cannot rely
on just their beaks with sensory whiskers, they also have adapted to posses
very good sense of smell.
These guys have other
very interesting characteristics; such as their unique body odor and
reproduction methods, but we’ll share them with you another time!
Now, to the main
point!
After the introduction
of Maori people into the islands, they were hunted not just by humans but also
by domesticated animals like dogs.
Their population
decreased rapidly until they were almost extinct!
By late 1900s, only 18
males were left on Fjordland, and 150 were newly found on Stewart Island.
By the time
conservation projects were put into action, only 61 birds were left.
Today, the population
has increased to 157 (give or take), and all are living under protected care,
even with names for each and every individual!
IUCN categorizes them
as CR (critically endangered) though, because population is still very low.
These birds will also
need to do better and acquire decent survival skills if they were to live in
their natural habitats again…!
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次のあしあとはこちらですっ
Next footprint in
question…
